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久しぶりに大前研一読んでみました。
大前研一といえば戦略論と時事への警鐘という二軸の本が多いが、この本は後者のジャンルにあたります。総中流社会の代表として栄えてきた日本だが、今その社会は所得階層の二極化が起きているという内容。 ロウアーミドルとは年収300万超600万以下の所得層がこれに当たるとのこと。 たしかに、昨年あたりまでは新卒で1000万に届くほどの報酬や平均ボーナスが数千万という超アッパークラスの所得者から、契約勤務で30代でも400万に満たない報酬の人もいるなどメディアではそんな話を聞いていた印象があります。 ただ、印象は受けるが結局マクロの話なので実感としてそれがあるかというと分からない。特に東京という都心で生活していると多くの社会人はそれなりの所得を得ていて世界的に見れば高い水準の生活をしているので余計に実情が見えてきません。 個々のセグメントで分解してそれぞれどういった状況なのかを見てみないと実情が見えてこないように感じます。 本自体は面白い内容だが、話が多少大きいのと事例が様々なことで少し漠然とした印象を受けます。読み手をビジネスマンに絞るのであればサラリーマン・サバイバルが個人的に大ヒットだったので比べるといまひとつという感想です。 ロウアーミドルの衝撃 (単行本) 大前 研一 (著)
by nei-ghbor
| 2008-10-08 03:53
| [書評]
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