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"本質的なものとは何か"
おそらくこの本の裏側で語っている多くのことはここに行き着くと思う。 語られていることの一つ一つにとても納得感を持つことが出来る。 文中で語られている部分だが仕組む力・仕掛ける力これなんかは、やはりそこに行き着くかという感じを覚える。考えるというのは、要は右脳と左脳なのだ。 また、この方の書いている内容には僕の身近なコンサルタントの方達が語る内容ととても近い部分が多くある。 本質的なものはあれもこれもではない。これが、と本質をきめられる力が必要だ。など、よく学んでいて"出来る”コンサルタントというのは結局あるべきところに落ち着くのかもしれない。 ただ、多くのコンサル本に共通することでこの本でも途中フレームについて触れられている。フレームというのはコンサルタントや経営に関わる職業の方が使う考え方・分析の枠組みのようなものなのである。外資系コンサル会社のコンサルタントがよく本に格好よく書いて披露しているので、学生でそういったものを勉強する人が多くいる。 学生のうちはこういったフレームには触れないほうが良いと思う。 フレーム自体が悪いというのではなく、学生にとっては使う場のないものなのでそんな知識があっても持て余してしまうからだ。結局のところ、学生の活動(サークル・バイト・イベント運営・学生団体)レベルではこんなフレームなんていうものは必要ない。普通に考えて黒板に整理できるぐらいのことが出来れば十分なのだ。いざビジネスの"現場"にでて、複雑な状況・環境を整理して前に進まなければいけないビジネス戦場でのみ有効性の出てくるツールということである。 学生のチャンバラごっこに日本刀はいらない。そんなもの(道具)を持つ前に、木の切れ端でも良いから美しい振り方(考え方)を学ぶべきである。 上記は徹底的に"現場力"というものについて書かれている本著を読んでこそ得た気づきである。 この筆者は本質を捉えている方だと思う。フレームの部分を除けば学生の友人にも是非読んでもらいたい一冊です。 コンサルタントの「現場力」 どんな仕事にも役立つ! プロのマインド&スキル (PHPビジネス新書) (新書) 野口 吉昭 (著)
by nei-ghbor
| 2008-01-26 21:46
| [書評]
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