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dankogai氏のブログ404 Blog Not Found内で人気中盤くらいの本。
→Amazonアソシエイト決算2007.11 さおだけ屋はなぜ潰れないのか?と似たような本だと思うが、さおだけ屋が会計を軸にモノの価値・価格の裏側を綴っているのに対して、このスタバではグランデを買え!ではモノの価格を決めるコスト(取引コスト)を軸に語られている。 ここで言うコスト(取引コスト)とは一般的にイメージされるコストとは少し違う。単純にお金だけでなく、購買者にとっての手間など心理的・物理的に様々な要素のコストについてである。 【内容紹介】 モノの値段というのは同じモノでもお店や場所によって異なる。何故同じペットボトルでもスーパーとコンビニでは価格が違うのか。そんなモノの値段を左右している様々なコストについて分かり易い例を使って説明している本。 前半ではモノを売る側・買う側両方の視点でどんなコストが掛かっているのか、それによってどうやってモノの価格が決まっているのかが中心に書かれている。 後半ではそれらコストを軸にして私達の所得・生活水準・仕事選びなどまた別の身近な視点で応用した話しを繰り広げている。 【感想的な‥】 内容自体は、モノの価格を決定する要素をコストという視点で分解していることや、身近な事例が沢山出ていて面白いと思う。著者の吉本 佳生さんは経済学者らしいのだが、たしかに事例や視点が経済学者っぽい。経営的な見方ではなく経済なんだなというのを読んでいて感じた。 タイトルやカバーなどスタバを前面に押し出しているが、スタバはあまり関係がない。 ちなみに僕はスタバでは基本的にショートをたのむ。いくら価格対量的にグランデが良くても、僕の場合はスタバに飲み物を買いに言っているわけではない。その空間と時間も価値に含まれているからだ。コーヒーはカップ一杯分程度で十分である。 スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 (単行本) 吉本 佳生 (著)
by nei-ghbor
| 2007-12-02 22:48
| [書評]
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