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大前研一氏の戦略論等とは別で、マクロ的目線の経済著書。
日本の個人資産残高を中心にした悪循環の説明がされている。 理由の無い不安感なのか、バブルの後遺症か政府の方向性の無さか、日本の1500兆円もの個人資産は向かう先を持たずに停滞している。 結局この金融をめぐるネックは二つ。 ①投資する資金の停滞と②投資する手法・方向の無さである。 ①の原因は国民心理 にある。 資本は血液と同じ、停滞させる訳にはいかない、流動性を持たせる。 ということを強く説いている。 ②の原因は政府としての国家戦略の無さ。 こちらに関しては中盤以降に様々な打ち手とビジョンの提示がされている。 これを読んだ指導者層がさらに解りやすく発信するか、具体的行動を取って欲しいというメッセージとも取れる。後半部では一人の人間が世界を変えるというメッセージも残している。日本を変えろというポジティブなメッセージでもある。 大前流心理経済学 貯めるな使え! (単行本) 大前 研一 (著)
by nei-ghbor
| 2007-11-17 00:50
| [書評]
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