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前著の"戦略「脳」を鍛える"では、アイディアが産まれるプロセス=定石+αという流れで企業戦略について、より現実ベースでの内容が書かれていた。企業戦略に限らず、発想することに関する名著でした。現実⇔机上の違いを強く感じさせられるところが素晴らしかった。
今回の"使う力"では、ビジネスシーンで使う力が求められているというところから、実際の使う力習得へのとっかかり、具体的な内容まで読みやすく書かれている。 語られていることの本質は、知識は知ることが目的ではなく、使うことが目的なのだという点だと思います。これは、小さいながらも学生起業に参加したり、NPOの活動をやっていく中で自分も強く感じたことです。一つの知識やスキルにしても、【知っている】・【理解している】・【使える】の間にはそれぞれ大きな隔たりがあると思います。改めてこのことを認識させられると同時に、一冊の本を読むときでもいかに現実で使っていくのかを意識して読むことの大切さを確認させされました。 この方の著書の特徴として、徹底して現場で実用できるレベルで話しが書かれている(もちろん学生の活動にも適用できる)。新書で手ごろな本なので、ビジネスマンはもちろん来年から就職する学生・組織活動でリーダーシップを取る人などに是非お勧めしたい一冊です。 使う力 知識とスキルを結果につなげる (PHPビジネス新書) (新書) 御立 尚資 (著) 価格: ¥840 (税込) 余談ですが 御立さんは落語が好きというところからも、 なんとなく"粋"な方だなと感じますね。
by nei-ghbor
| 2007-10-12 12:28
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